フラワーアレンジメントって何でしょう?少しだけ歴史を辿りました。
大昔のこと
ひとは太古の昔から花や緑を好み,親しみ,時には特別な意味を与え様々に利用してきました。古くはエジプトやギリシャの時代から花や緑をあらゆる儀式に用いていました。それらの儀式で花々は,宗教的な催しの価値のある象徴として,病気の治療や魔除けとして,また装飾もしくはその香りを楽しむ目的で使われていました。
このようにフラワーアレンジメントは当初は宗教的な背景をもってその影響を受けながら発展していきました。
かなり昔のこと
こうして大昔は特別な存在だったフラワーアレンジメントが日常生活の中に入ってきたのは16世紀頃のヨーロッパでした。
その時代には領主のお城や地主の邸宅にかかえられていた庭師たちが何か行事や催しがあるときなどに,自分の庭で育った花や緑を使って室内を装飾しはじめました。
そして例えばオランダでは17世紀の終わりにはデコレーターと呼ばれる人が報酬をもらって花や緑をアレンジし室内に飾ることを始めたという記録が残っています。
さらに19世紀の終わりになるとフラワーアレンジメントはもっと身近になり,その需要も増え人々は花や果実,枝,緑を使って自分の家を飾るようになりました。
ちょっと前のこと
花が商品として扱われデザインの対象となったのは19世紀の終わりから20世紀の初頭にかけてのことです。この時代からいわゆる花屋さんが出現したのです。しかしこの頃はまだ
現在使用されているようなアレンジのための道具は揃っておらず,その後いろいろと試行錯誤されながら便利な様式へと整っていったのです。こうした努力のお陰で、今私たちは様々な便利な道具(フローラルフォームなどがあります)を使って花を自由にデザイン出来るんですね!
今のこと
もともとヨーロッパで発展し楽しまれてきたフラワーアレンジメントでしたが,最近は日本でも一般的になり花屋さんでもデザインされたお花がたくさん売られていますね。でも,適当にデザインするのではなく,フラワーアレンジメントにはある程度の基本の形や色の組み合わせがあります。それらの基本型を組み合わせたり,様々に発展させて今日私たちはフラワーアレンジメントを楽しんでいます。
BACK